現在では電子マネーやセキュリティドアの開閉など様々な分野で非接触型の電子タグは利用されています。電子タグがより広く利用されるためには、タグの低コスト化や信頼性の向上などタグ自体の改良も重要ですが、より重要なのはこれらの電子タグから上がってくる情報を効率よく、かつ様々なアプリケーションに適用できるシステムです。通信システムの共通基盤となったTCP/IPを利用したネットワークと親和性が高いシステムを構築するために考えられたのがEPCglobal ネットワークシステムです。これは単なる電子タグとその情報を読み取るリーダの標準化にとどまらず、その上位のアプリケーションまでを綺麗に暗号化し、それぞれの階層化でのインターフェースを定義したアーキテクチャです。インターネットの成功を支えたTCP/IPの階層モデルとその各層のプロトコルの分離性を踏襲したこの考え方は、これからの業務システムの構築方法に大きな影響を与えるでしょう。EPCglobal Japanは、このアーキテクチャを推進している団体であり、パビリオンでは参加各社によるEPCglobalアーキテクチャに準拠した製品を中心に展示をしています。イントラネットによって業務別に構築されていたネットワークの水平統合の流れは、より上流へと向かっています。これからのネットワーク技術を考える上で、重要な要素となるEPCglobalネットワークシステムの考え方とそれを支える製品群を是非ご覧ください。
主催 |
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EPCglobal Japan |
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Auto-ID ラボ・ジャパン |
展示参加・協力企業 |
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イー・キャッシュ株式会社 |
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凸版印刷株式会社 |
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マイティカード株式会社 |
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日本ベリサイン株式会社 |
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株式会社フレームワークス |
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