今年のみどころ
ShowNet2017 構築のコンセプト
“Inherit the Intention”
いままでShowNetが続けてきた挑戦し、作り上げるという意思を受け継いで、新しいShowNet、新しいネットワークを作っていくという気持ちを新たに取り組む決意をテーマにこめました。
2016年まで取り組んできた「Scratch & Rebuild」を踏まえ、最終年度の「Infinite Challenge」の気持ちを改めて持ちながら、2017年のShowNetを構築していきます。
ShowNetでは、これまでも、変容するインターネット環境に先駆ける、近未来ネットワークを模索してきました。そしてこれからも、継承と再構築、時には創造の循環を繰り返しながら、常に新しいネットワークのあり方に挑戦し続けます。ShowNetをぜひ会場でご覧ください。
具体的な各ジャンルでの取り組みは今後順次公開していきます。ShowNetの最新情報はFacebookでもご紹介しています。
注目カテゴリとキーワード
1.広帯域かつ高度なネットワークを制御するコアネットワークと対外接続
・ネットワークオーケストレーションを使用したピアリングの自動化
・目的に応じた柔軟なトラフィック制御
・多様な要求に応える100Gバックボーン
2.サービスチェインを効果的に提供するバックボーン
・VRFによるFunction Sliceの構築
・DC間冗長を考慮したサービスの提供
・BGP FlowSpecで実現するサービスチェイニング
・トンネル技術によるエンドネットワークとサービスの接続
3.ダイナミックセキュリティサービスと次世代エンドポイントのオーケストレーション
・サービスチェインによる柔軟なインラインセキュリティ機能の提供
・端末でのEDR製品による迅速な脅威検知と防御
・複数センサによる多面的な攻撃分析
4.Simple & Tough を実践する無線LAN
・ShowNetにおける無線LAN設計のベストプラクティス
・有線区間の高速化(NBASE-T, MGBASE-Tによる2.5Gbps / 5Gbps相互接続)
・無線空間のデザインと評価
5.次世代データセンターファブリックとサーバ仮想化基盤
・スケールアウトできるハイパーコンバージドシステム
・高性能かつ柔軟性のある大容量ストレージ
・次世代データセンター技術の実験場
6.アグリゲーション&クイック・デプロイ・ファシリティ
・柔軟なネットワークを支えるファシリティ ~アグリゲーション&クイック・デプロイ~
・クラウド連携時代の運用管理ネットワーク
7.統合監視とテレメトリによる効率的なモニタリング
・効率的なログ分析と機械学習による異常検知
・統合監視と個別監視/環境監視による広範囲のモニタリング機構
・リアルタイムネットワークテレメトリによる可視化
8.多彩なシナリオを検証するテスタ
・10G/25G/100G Ethernet
・仮想基盤の収容限界測定
・データセンタ向けIPファブリック検証
9.ShowNet PTP相互接続検証 Phase3
・新たにITU-T G.8275.1にフォーカスしたマルチベンダー相互接続検証
・実運用を想定した背景負荷を加えての、BC, TC多段構成時刻同期検証
・実運用で使用されるSlave機器を複数採用し、動くPTPネットワークを提案
10.地域BWAを活用したIoT向けモバイルアクセスとクラウド連携
・地域BWAを活用したセキュアなIoTネットワークの構築
・LTEバックホールによる公衆Wi-Fiサービスの提供
・モバイルコア設備の遠隔利用によるLTE基地局の迅速な展開
・APNにより論理分割されたマルチモバイルサービスを実現
11.STM(ShowNet Team Member)
・大規模通信インフラの構築・運用を支えるボランティアチーム
エクスターナル概要図
Best of ShowNet Award 受賞結果
Best of ShowNet Awardは、ShowNetを構築する上で、特に貢献が顕著だった製品に贈られます。
グランプリ | ||
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MX10003 ジュニパーネットワークス |
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準グランプリ | ||
Zabbix Enterprise Appliance ZS-7300 Zabbix Japan |
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審査員特別賞 | ||
阪神グループ地域BWA基地局 阪神ケーブルエンジニアリング/華為技術日本 |