Interrop Tokyo カンファレンス

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YC-01

6月12日(水) 10:30-11:50

サプライチェーンリスク管理 ~エンドユーザ、サプライヤ双方の視点で~

概要

中国系企業が、安全保障上の理由で米国政府の調達から除外された件をきっかけに、同様の動きが英国、日本にも拡大したことは、全世界の経済活動に大きなインパクトを与えました。欧米を中心にサプライチェーンリスク管理に関するルール作りが急速に進む中で、「エンドユーザとしての重要インフラ事業者」と「サプライヤとしての製造事業者」にとって、サプライチェーンリスク問題は、深刻な経営問題となりつつあります。

エンドユーザにとっては、自社のサービスやインフラを守るために、適切なルールでサプライヤを選定していくことが、規制的な面でも、社会的な面でも求められていくでしょう。一方で、サプライヤにとっては、国際的なルールへの適合が遅れてしまった場合、世界中のサプライチェーンから締め出されてしまうことにもなりかねません。

本セッションでは、サプライチェーンリスク管理をめぐる世界の政策動向を概観し、エンドユーザ、サプライヤそれぞれの視点での課題意識と現時点での対策を共有したあと、今後のサプライチェーンリスク管理の在り方についてのパネルディスカッションを行います。

要旨
  • 日米欧のサプライチェーンリスク管理政策及び対策例の紹介
  • サプライチェーンリスク管理についての課題意識と対策
  • パネルディスカッション
講演者

Chair

佐々木 弘志

マカフィー(株)

サイバー戦略室 シニアセキュリティアドバイザー CISSP

Speaker

吉井 清次

出光興産(株)

情報システム部システム開発二課 課長

1991年出光興産入社翌年兵庫製油所にて装置運転に従事し運転全般をマスターした。
2003年製造部プロセスシステムセンターにて制御システム開発に従事し、高度制御システム構築及びシステム更新および、運転支援システムの導入を行った。
この過程でITインフラ基盤をを習得。2013年より製造技術部エンジニアリング室プロセスシステムGRにて制御系セキュリティ対策の基本方針、年次計画の策定を行い実施した。
2016年より情報システム部にて製造系システムの開発保守を行っている。2011年には計測自動制御学会技術賞受賞.

Speaker

舟倉 恭一

アズビル(株)

アドバンストソリューション部 マネージャー

1987年山武ハネウェル株式会社(現アズビル株式会社)入社
計装エンジニアとしてDCSエンジニアリングに従事
1997年以降 製造業におけるソリューションソフトウエアを担当
2005年以降 PIMS(PlantInformation Management System:プラント情報システム)
導入におけるプロジエクトマネージャーを担当

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