YC-07
6月14日(金) 10:30-11:50
迫る重大イベント:サイバー犯罪からビジネスとユーザを守るには ~不正トラベル、モバイル決済の悪用など~
- 概要
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「不正トラベル(窃取したクレジットカード情報による旅行手配の代行)」「モバイル決済サービスの不正利用」など、詐欺行為やサイバー犯罪は一向に減る気配がありません。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けてインバウンドの需要がますます高まり、さらにチケットの販売も2019年春には開始される中、観光客を中心に詐欺のターゲットとなってしまうことが予期されます。
本セッションでは、さまざまな詐欺行為やサイバー犯罪の手法を共有するとともに、サービス提供企業における対策について紹介します。また、事案や犯罪者の情報を法執行機関と共有することで、脅威の無効化を図る取り組み――未然防止や攻撃者に対する司法的な追求など――についても扱います。
- 要旨
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- 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の影響によって想定される脅威
- 不正トラベル、不正チケット転売、モバイル決済サービスの不正利用など、詐欺行為の動向
- 本日施行!『チケット不正転売禁止法』(12/14公布~6/14施行)
- 詐欺行為、サイバー犯罪に関するサービス提供企業の取組み状況
- パネルディスカッション
- 講演者
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Chair
中西 克彦
NECネクサソリューションズ(株)
Speaker
間仁田 裕美
警察庁情報通信局情報技術解析課理事官
(前(一財)日本サイバー犯罪対策センター 経済・金融犯罪対策チームリーダー)
Speaker
吉田 奨
ヤフー(株)
政策企画統括本部 政策企画部長
2001年ヤフー株式会社に入社。
提供サービスで発生する諸問題への対応等を担当。
特にインターネット・オークションでの詐欺対策や知財侵害品対策、 インターネットを通じた児童ポルノ画像の流通防止活動については捜査当局をはじめとする関係諸機関との調整を行う等して対策を推進。
個社での対策を推進する他、一般社団法人を立ち上げる等して、業界 としての課題解決に注力。
(一社)インターネットコンテンツセーフティ協会 理事
(一社)セーファーインターネット協会 専務理事
内閣府青少年インターネット環境の整備等に関する検討会 委員