YD-05
6月13日(木) 12:10-13:30
大学発スタートアップによるビジネス創造事例 ~無線マルチホップネットワークの新展開~
- 概要
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大学発のスタートアップによるソリューションを目にする機会が増えてきました。Interopに集う皆さんにおなじみなのは、『ソフトイーサ』『Preferred Networks』さらに古くは『IIJ』などでしょうか。これらのスタートアップがもたらしたソリューションには、旧来の企業による発想・技術を超えて編み出されたものもありますし、また汎用のハードウエアにソフトウェアを組み合わせることで簡素に実現し,開発コストを抑える工夫をしたものも見られます。
本セッションではまず、「なぜ大学発だとイノベーションがより成し遂げられやすいのか?」といった根本論について、内情を含めて分析します。あわせて、大学発スタートアップによるソリューションの“旬な”具体例として、無線マルチホップ接続機器について紹介します。
IoTやAIを支えるエッジコンピューティングでは、無線ネットワークの敷設に今なお多くのコストが必要です。この問題を解決するための「マルチホップ技術」が、従来から大学を中心に開発されてきました。この技術を商品化に結びつけたのが、今回登壇する2社です。「IoT向けのセンシングシステム」や「動画像の中継システム」といった今後の需要に即すべく期待が高まる中、高速・スムーズ・安定・途切れないワイヤレスシステムを、屋外で低コストかつセキュアに構築するための手法について学びます。
- 要旨
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- 大学発スタートアップの特長
- 大学発スタートアップが考える、無線ネットワーク技術の新展開
- 無線マルチホップ接続を活用した、設置コストの低い無線通信システムの構築
- AIやIoTを支える無線ネットワークの構築
- 講演者
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Chair
川原 圭博
東京大学
工学系研究科 教授
Speaker
古川 浩
PicoCELA(株)
代表取締役CEO
NEC中央研究所、九州大学大学院システム情報科学研究院教授を経て、現在PicoCELA株式会社代表取締役CEO。九大在職中の2008年に同社を創業、エンタープライズ環境でのブロードバンド通信に耐えうる無線メッシュ技術を持つベンチャーとして事業拡大中
Speaker
鈴木 誠
ソナス(株)
Co-Founder / CTO