About Shownet

ShowNetとは

I know it works because I saw it at Interop.
―実際に動いているところが見たい。ここに来ればそれが分かる。

上記のフレーズは、1994年にはじめてInteropが日本で開催された時のキャッチフレーズであり、Interopの原点とも言えるべき表現です。
ネットでの情報収集が当たり前になった今でも来場者の皆様の欲求を満たすために開催されるのがInteropです。
そして日本でも、この精神のもと1994年の第一回開催以来、会場内にネットワークを構築する「ShowNet」というプロジェクトを実施しています。

2022年 STM
(ShowNet Team Member)募集

ShowNetを"ゼロ"から作り始めて"ゼロ"に戻すまでの様々な作業を通じて、大規模かつ最先端のネットワークの構築を経験できます。


STMには、NOCチームメンバーやコントリビュータメンバーと協力して、ShowNetを実際に構築、運用する作業に携わっていただきます。
ShowNetは多くの人々の協力によって成り立っています。STMプログラムに参加することで、産学や業種の垣根を越えて、
ネットワークに関わる様々な分野のエンジニアと知り合い、互いの技術や知識を交換する機会が得られます。


こうした他のエンジニアとの交流や、コントリビューションされた最新の機器やサービスで構成されるShowNetの構築を通じて、
技術的知識や経験を深めることができます。

「Interop」と「ShowNet」

Interopは1986年米国カリフォルニア州モントレーでネットワークに関心を持つ学識者やエンジニアが集まって開催されたコンファレンスがその歴史の始まりです。 各自が持ち寄ったネットワーク機器を相互に接続し、実際に運用することで課題を解決し技術の進展と、インターネットの発展に寄与し続けてきました。ネット ワークにつながるすべてのモノについて、Interoperability(相互接続性)を検証する場、それがInteropの原点です。

ShowNet とは

このインターネット接続環境を提供するネットワークは、単に主催者が準備して提供しているものではありません。

出展社から提供された1500台以上の製品・サービスと、約400名ものトップエンジニア達が、本ネットワークの設計、構築、運用するためだけに幕張メッセに集結する、ほかに例を見ない巨大プロジェクトです。

このネットワークがあることで、出展社は実際的なライブデモンストレーションを実施することができ、カンファレンスでもデモを交えたリアルな体験をすることができます。ShowNetに支えられたデモンストレーションを通じて、すべての来場者は、より業務に役立つ情報を手に入れ、理解することが可能になるでしょう。

実際にユーザがインターネットに接続している実稼働ネットワークでありながら、各種の相互接続実証やチャレンジを実施するという相反するようなことを実現しているのもShowNetの大きな特徴です。

ShowNetは誰が作っているのか

このインターネット接続環境を提供するネットワークは、単に主催者が準備して提供しているものではありません。各社が1500台を超える製品・サービスを持ち寄り(コントリビューション)、ボランティアとして集まった約400名のエンジニアがこのShowNetをデザインし、構築、運用までを行うという、ほかに例を見ない巨大なプロジェクトです。

  • モノ

    ShowNetを構成するすべての機器は、出展社が持ち寄った製品とサービスで構成されています。各社のフラッグシップ製品、まだシリアル番号のついていないプロトタイプ製品や、初めてここでお披露目される製品も数多く提供されます。
    インターネットの接続部分(キャリアコア、ISPネットワーク)、データセンターネットワークを模した部分、エンタープライズネットワークを模した部分、最終的な端末を収容するエッジネットワークの部分まで、様々なジャンル、様々なカテゴリーの製品が一堂にあつまり、それぞれが相互に接続されます。

  • ヒト

    ShowNetを構築するために集まった、産学から集結したボランティアのトップエンジニアたちがリーダーシップを発揮してコンセプトデザインと設計、構築、運用を行います。
    各ネットワーク機器メーカーやサービスプロバイダをはじめとする企業のエンジニアたちが持ち寄った機器を最善の状態で相互接続します。 さらに一般公募で集まったボランティアメンバーがこのネットワーク構築を支えます。

    NOC=Network Operation Center

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