ShowNetにおける
STMの役割

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ShowNet

ShowNetとは、Interop Tokyoの期間中、イベント会場である幕張メッセにおいてネットワークを構築し、出展社ブース、来場者、カンファレンス会場などにインターネットへの接続性を提供するプロジェクトの名称です。単にネットワーク接続性を提供するだけでなく、2年後、3年後を見越した最新の技術に挑戦し、相互接続性試験やデモンストレーションなどを通じて、「ネットワークの未来像」を示すことを大きな目的としています。

ShowNetは、NOC、コントリビュータ、そしてSTMの3者の協力によって運営されています。

NOC (Network Operation Center)

NOCはShowNetを構築するために産学の垣根を越えて集まったトップエンジニアで構成されています。NOCメンバーがShowNetの設計、構築、運用を主導します。

コントリビュータ

ShowNetに様々な製品やサービスを提供してくださる企業や団体をコントリビュータとお呼びしています。ShowNetは各企業や団体からの製品・サービス、そしてそれにかかわる人材の提供(コントリビューション)によって成り立っています。

STM(ShowNet Team Member)

一般公募によるボランティアスタッフです。ShowNetを”ゼロ”から作り始めて”ゼロ”に戻すまでの様々な作業を通じて、大規模かつ最先端のネットワークの構築を経験できます。

STMには、NOCやコントリビュータと協力して、ShowNetを実際に構築、運用する作業に携わっていただきます。ShowNetは多くの人々の協力によって成り立っています。STMとして参加することで、産学や業種の垣根を越えて、ネットワークに関わる様々な分野のエンジニアと知り合い、互いの技術や知識を交換する機会が得られます。こうしたエンジニアとの交流や、コントリビューションされた最新の機器やサービスで構成されるShowNetの構築を通じて、技術的知識や経験を深めることができます。

ShowNetの構築と運用

ShowNetの構築と運用は、例年6月に約2週間にわたって行われます。

・HotStage : 事前検証期間である最初の約1週間を「HotStage」と呼びます。幕張メッセのホールに”ゼロ”からShowNetを構築します。このHotStage期間中に、ShowNetの構築をはじめ様々な検証や実験が行われます。

・Deploy : HotStage終了後からイベント直前までの4日間を「Deploy」 と呼びます。出展社ブースや来場者へインターネット接続性を提供するためのネットワークの最後の作り込みを行います。

・会期:イベント開催中の3日間を「会期」と呼びます。ShowNetの窓口対応やトラブル対応を行います。Interop Tokyo終了後、ShowNetをシャットダウンし、もう一度”ゼロ”に戻します。