ShowNet 2013のみどころ

無線LAN -快適な無線LANサービス提供への挑戦-

ネットワークのゲンバブログ第一弾(きれいな無線をもとめて)でも紹介された展示ホール内での無線LAN技術の提供についてアグレッシブに攻めていきます。

ブログを執筆した後の反響の大きさから、イベント会場での無線LAN提供に関して悩まれている方が多いのだと痛感しました。

展示ホール、会議場、2階中央モールエリアにてShowNetの館内無線LANサービスを提供させて頂く予定ですので、是非ご来場の際にご利用して頂き、本当に快適に使うことができるのかをご自身でご確認下さい。

また、今年は無線LANを使ったロケーションサービスについても企画を進めています。詳細は後日発表予定です。

アプリケーション -キーワードは、【サイバーフィジカル】-

物理的なことをサイバーに戻してさらに物理的なところに戻すといった体験型の試みを行います。
ShowNetが設置する各分野のネットワークラック(NOC, PODブースなど)に設置される【いいね!】ボタンでの投票や館内ShowNet訪問ポイント案内など実施する予定です。

IPv6移行技術 -今年は、DS-Lite、464XLAT、SA46T、MAP-Eの4つの移行技術を実装-

これらの技術はShowNetのバックボーンから出展ブースにつなぐネットワークの一部で採用されます。MAP-Eに関しては、ShowNetとしては、初の実装となります。
ISP、キャリア、データセンター、ケーブル事業者などそれぞれの立場によって、最適な技術も違ってくるため、これらの技術をそれぞれの立場でご 覧ください。

バックボーン・コアネットワーク技術 -【100G Ready】ネットワークと3種の出展社収容ネットワーク-

今年はサービスレベルの100Gネットワークで幕張からインターネットに接続します。BGPにおけるADD-PATHを利用した相互接続、完全な4byte AS運用など対外接続で新たなチャレンジも行います。

館内バックボーンでは、昨年まではトライアルベースが多かった100Gイーサネットをより多く採用します。従来も10Gイーサネットをリンクアグリゲーションすることで100Gという帯域を実現できましたが、100Gイーサネットの利用によって、より大容量な通信帯域を実現する可能性が広がります。昨今のスマートフォンやクラウドコンピューティングの普及によってトラフィック増がかなりのペースで進んでいるため、これらの解決策として期待されています。

バックボーンから出展ブースへのネットワーク接続は、CGN, SDN, v6移行技術の3種類で構成していきます。ブースへのネットワーク接続部分におけるSDNでは、出展社収容ルータとして仮想ルータを1出展者ごとに1台ずつ用意し、さらにルータ配下のL2ネットワークにOpenFlowを用いることで、各出展社の構成に応じたネットワークを構築します。

データセンタ技術

商用でも使われているファブリック技術は今年は使用せず、相互接続を実現可能な技術で構築をしていきます。
サーバ収容部分までは、BGPでルーティングを行い、そのうえでL2ネットワークまでオーバーレイで接続します。ToR間は、40Gのネットワークで構成していきます。
プライベートAS間は、eBGP、ASは3階層を予定しています。

SDN

昨年の OpenFlow に引き続き、今年は ShowNet で実稼働している SDN をご覧いただくことにより、「SDN がネットワーク構築運用にどう使えるか?」の実例を示します。
まず、バックボーンネットワークに OpenFlow 対応スイッチを導入し、被疑トラフィックをセキュリティアプライアンスへ導いたり、管理上必要となるトラフィックだけを抽出した迂回路等を実現します。
具体的には、OpenFlow を用いてレイヤー1からレイヤー4までのヘッダ情報の組み合わせを任意に取り出すことで、必要な情報のみをセキュリティアプライアンスやキャッシュアプライアンスに伝達します。セキュリティアプライアンスの場合には、その情報を用いて被疑トラフィックの特定を行います。その後、被疑トラフィックが特定された場合には、被疑トラフィック自体を解析用アプライアンスやサーバに転送することで、バックボーン全体のトラフィック性能に影響を与えることなく、セキュリティを確保します。キャッシュアプライアンスの場合には、キャッシュすべきトラフィックを特定し、必要なトラフィックのみキャッシュアプライアンスに誘導することで、効率的なトラフィック制御が可能となります。
さらに、ユーザー (出展社) に対してのネットワーク提供も、SDN を用いて行います。VM を利用した仮想アプライアンスを導入し、仮想アプライアンスとネットワーク機器の集中管理を行うことで、ユーザー単位でのネットワークプロビジョニングを実現します。

ファシリティマネージメント

イベントとしての出し物としてのShowNetを考慮しながら、通常のデータセンターと同様に熱対策や電源の問題に対応していきます。エアフロー マネージメント設計やツールやセンサなどを用いて運用中の電力消費や熱管理を行います。またイベントとして"見せるShowNet"の独特のケーブリングやケーブルの管理方法は、企業のシステム管理担当者にとって有益な情報を得る機会となることでしょう。 "ShowNet"では様々なベンダーの機器、ラック、電源設備をラックごとのテーマに沿って実装しています。ラックごとに異なる実装をご覧いただくことにより大規模ユーザーに限らず、中小規模のシステムユーザーにとっても実装方法の参考になりますので、是非ラックごとの違いなどにも注目してください。

セキュリティ、ネットワーク管理

今年はShowNetのセキュリティ管理、ネットワーク管理を行うにあたり、まずどのポイントでトラフィックを収集するかを十分に検討を重ねて参りました。その際、不必要なトラフィックやパケットの重複排除を行い、必要な情報のみを採取することで、最大限のフォーマンスを引き出したセキュリティ管理、トラフィック管理を行っています。これらの技術を来場者の皆様に実際に操作していただき、体験いただけるコーナーも設けております。
ここでは、各レイヤーごとにトラフィックがどのように流れているかご紹介をしたり、低いレイヤーから高いレイヤーまでそれぞれのネットワーク可視化・運用監視技術やセキュリティ技術の閲覧が可能になります。
最近話題の標的型攻撃への対応やSDNによるフローベースのトラフィック収集、セキュリティインシデント発生時には、ダイナミックなモニタリングモードの変更なども実施する予定です。また、ShowNetと各社ブースが連携したデモンストレーションも実施予定ですので、是非ご覧ください。

昨年の写真

ShowNetバックボーン (2013年6月10日時点)

※クリックすると拡大します

ShowNetバックボーン

ShowNet トポロジー (2013年6月11日時点)

※クリックすると拡大します

ShowNetバックボーン

ご来場の皆様によりネットワークの設計を詳細につかんでもらい、実際に構築されているネットワークであるという現実感を持ってもらうため、今まで 非公開にしてきたShowNetのIPアドレスの一部を今年から公開させて頂くことになりました。
また、アドレスを一部公開にすることで、利用されている機器や技術をより効率的に動態展示することも可能になります。

ShowNet External and Peers (2013年6月11日時点)

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ShowNetバックボーン

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