ShowNetの舞台裏
Interopの中枢を司るShowNetは、先進的なテクノロジーを取り入れた壮大なネットワークの実験場だ。
300名以上にのぼるNOC/STM/コントリビュータがつくり上げるShowNetの準備は半年以上前から開始されるが、実際の作業はInterop開催前の僅か10日間ぐらいで、昼夜を問わず集中的に行われる。
まさに突貫工事の短期決戦であるため、気力・集中力・体力が求められる。ここではShowNetがどのようにつくられているのか、その舞台裏の模様を過去の写真から紹介しよう。
Step1HotStageによる検証
「HotStage」で事前検証。本番に向けて問題をクリア
Step2 本番の展示会場づくり
事前検証後、いよいよ本番に向けた展示会場づくりがスタート
HotStageが終了すると、いよいよ本格的な準備が始まる。会場内では、電源ケーブルが施設されてから、本番のネットワークが張り巡らされる。NOC(Network OperationCenter)に向けてバックボーンケーブルが続々と集まり、その後に「ドロップチェック」が始まる。ドロップチェックとは、出展社ブースに施設したケーブルやネットワークの設定に異常がないかを確認する作業。また展示会準備の最終日には、例年NOCラックのケーブルを整線する作業が行われる。
短期運用・見栄え・ケーブルの再利用を考慮する必要があるため、この作業は「ケーブルコスメ」と呼ばれている。かなり大変な作業で、何人かによって1つのラックを担当し、数時間かかることもある。このような苦労を経て、本番に向けた準備が進められていく。そして施工業者によって出展社ブースの作業も始まる。この作業は「突入」と呼ばれている。展示会場のシャッターが開くと、資材を積んだ大型トラックが一斉に会場内に入ってくるからだ。ここからの作業はかなり早い。会場内にあっという間に出展社ブースが設営され、展示会の全貌が見えてくる。このようにShowNetは本当に多くの人の汗と努力によって、一からつくり上げられていくのだ。
※つづきはShowNet Magazine(PDF形式 2.1MB)をご覧ください。