ShowNetを知る
ShowNetとは?
ShowNetとは、Interop開催期間中に、幕張メッセ展示場と国際会議場に構築、運用をされる巨大なデモンストレーションネットワークの名称です。
ShowNetは、Interopの由来であるインターオペラビリティ(InterOperability:相互接続)を実現するために産学関係者により構成される「NOCチーム」そして、構築に関わる機器、製品、サービスや技術者などを出展企業から提供、派遣をいただき構築されています。
構築に携わるメンバーは、NOCメンバー、コントリビュータ、STM(ShowNet Team Member)を合わせると総勢200名を超えます。
そして、このネットワークは、構築、運用し、出展社や来場者へインターネットへの接続性を提供するだけでなく、Interopの由来でもあるインターオペラビリティ(InterOperability:相互接続)を実現しています。
今年のShowNetは、「バックボーンNOC」と「データセンターNOC」と物理的に分かれたブースを設け、それぞれサービスアーキテクチャが実稼動した姿をお見せするほか、POD(ネットワークの中継地点)では、環境の変化にも強いネットワーク機器、製品、ソリューションを紹介していきます。またエネルギーマネージメントといった新たなキーワードへの挑戦もしています。
今年のテーマ
今年のテーマは「The Reality」に決定!
これまで未来のネットワーク像を見据え構築、運用してきたShowNetですが、今年は、これまでShowNetが見据えた未来を現実のネットワークに当てはめ実用化レベルした形で来場者の皆様にご覧いただこうと考えています。
「IPv4の枯渇し、IPv6への移行に向けた技術」、そして「通信のインフラストラクチャーとしての柔軟性を増すためのさまざまな技術」が出てきている中で、これから「標準化されていく技術」、「オペレーションがし易い技術」、「何が求められる技術なのか」を見据え、現実のインターネットを検証してことをテーマにしています。
昨年の写真
ShowNetバックボーン
出展各社が持ち寄った機器を組み合わせて、幕張メッセの会場内にShowNetのバックボーンを構築します。このネットワークを使って、現在のネットワークが抱える課題の確認と、その解決に向けたデモンストレーションを行います。図にあるような、最新の機器が実際に稼動し、相互に接続されているデモンストレーションを見ることができるのは、なんといってもShowNetの大きな見所です。
ShowNetエクスターナル
幕張メッセと都内データセンターの間を複数の回線でつなぎ、合計でなんと「310Gbps」という超広帯域の接続を実現しています。
主要トランジットプロバイダ(Transit Provider)や、IX(インターネットエクスチェンジポイント)、研究開発テストベッドネットワークなどとそれぞれ広帯域な回線で接続されています。