さてInterop Tokyo 2007の会場に目を向けてみよう。先に紹介したBEST OF SHOW AWARD 2007のベンチャー部門にノミネートされた製品群が並ぶのが、このVentureパビリオンだ。日本のITの現場が進んでいくためには、既存の企業の力ももちろんだが、新しいソリューションや製品の登場も欠かせないポイントだ。Ventureパビリオンには、次世代の標準やメインストリームを目指す製品やソリューションがひしめき合っている。知名度という点ではまだまだだが、新しい着想を基にした製品は来場者の興味を十分に引き付けるものがある。
新しい潮流という面では、Ubiquitous Networkingパビリオンも負けてはいない。「ユビキタス」という言葉は一般にも知られるようになったが、毎年何らかの新しいソリューションが生まれ、このパビリオンで披露されている。Ventureパビリオンが製品ベースでの展示なことに対して、Ubiquitous Networkingパビリオンは「これから」を期待されるような実験段階のものが中心となり、まさにアイデアのほとばしりが見られる場所だ。
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各社のデモンストレーションが行われているVentureパビリオン。
今まさに実験段階なものが多くみられ、成果発表の場となっているUbiquitous Networkingパビリオン。
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