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Interop活用塾

塾長挨拶(Interop活用塾とは)  展示会場内:4D28

Mobile & Wireless Tokyo 2010

インターネットを初めとする通信環境の充実によりその構築・運用を担う業界も情報の扱いやビジネスコミュニケーションの手法が大きく変化しています。業界を代表する展示会であるInterop自身もその変化を受け止め進化しなくてはなりません。「Interop活用塾」と名づけたこの企画は、Interopに参加頂いた方がより有益な情報を得るためにはその下準備が必要であろうという議論から生まれました。「経営戦略的IT課題は明確だが、課題解決を具現化するための最適なITソリューションが何かわからない」という悩みを抱える方も多いかと思います。そこで【スピード vs ボトルネック】、【IT環境の可視化】、【クラウドコンピューティング】、【グリーンIT】【セキュリティ】の4つのキーワードに分類し、過去の経緯やその背景を確認することにより、来場者の皆様が出展各社の説明やコンファレンスでの発信に対し、「どこをポイントに、何をチェックすべきか」を見極める上で必要となる基本的な技術知識を学べる場として企画を進めております。知識と知識がぶつかり合い、そこから生まれる新たなアイデアがInteropの真の魅力だと考えておりますので、是非「Interop活用塾」に参加して頂きたいと思います。

Interop活用塾 塾長
慶應義塾大学 環境情報学部教授
中村 修

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注目キーワード

スピード vs ボトルネック

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有線、無線を問わず通信システムのブロードバンド化の普及により、企業内でのインターネット利用は多様化・高度化しています。一方、通信回線に対する要求は、更なる広帯域化だけでなく、高度な制御機能や信頼性の向上が求められています。
活用塾では、来場者の皆様が、現在の使っているネットワークのポテンシャルを最大限に引き出すためのポイントがどこにあるかを見つけるために、通信サービスにおける「クオリティ」や「レスポンス」を阻害する要素を紹介し、それらを解決するソリューションや製品の特徴を理解する要点を押さえて紹介します。

IT環境の可視化

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リッチコンテンツ・多様なアプリーションによって、ネットワークトラフィックが複雑化し、事業遂行に必要不可欠なIT設備が大規模化しています。さらに、システム障害による事業損失、企業評価・信用の失墜の恐れが、現在のITインフラストラクチャが抱える課題です。
これらの課題を解決するためには、ITインフラストラクチャの可視化が不可欠ではないでしょうか。つまり、可視化によりBusiness Continuity Plan (BCP)策定に有効なデータを供給し、Business Continuity Management (BCM)実行に有効な行動指針(PDCAサイクル)を示すことができます。
活用塾では、安定かつ効率的なシステム運用のためのIT環境の可視化をテーマの1つに挙げ、その効果をご紹介します。

クラウドコンピューティング

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クラウドサービスはこれまでのIT投資の考え方やIT予算のあり方を変え、ビジネスを変革させる選択肢として注目されています。クラウドサービスは、全てを委ねてしまうSaaSのみならず、ストレージのみといった資源単位での利用や、メールサービスあるいはセキュリティーサービスといった機能のみの利用など、必要なリソースを選択して利用することができます。また、従来、自営設備との協調が難しかったアウトソース・サービスとの併用や連携など必要に応じた選択利用が可能です。
一方、システムが汎用性に富み、対象リソースが多岐にわたるため、利用者にとってもクラウドサービスを提供する者にとっても整理が難しく、混乱を招いている面があります。
活用塾では、各社の提案するクラウドのサービスや構築ソリューションのポイントがより深く理解できるよう、クラウドサービスが台頭してきた背景や現状の課題を整理し、クラウドコンピューティングのもたらす効果について解説します。

グリーンIT

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企業に対するエネルギー管理の要求急速に拡大し、環境対策やそれに伴う事業のグリーン化は、すべての企業が真剣に取り組まなければならない重要なテーマとなっています。
ICT機器の高密度化や24時間365日のシステム運用、Web活用の増加が進む中で、ビジネスのICT化は企業のエネルギー消費を加速度的に増加し、エネルギーコストも急激に膨れ上がり、大きな負担になっています。
活用塾では、企業経営の最優先課題ともいえるエネルギーコスト削減や環境対策について解決策を提案します。

セキュリティ

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情報漏洩が企業の経営に致命的なダメージとなりかねない今日、企業において情報セキュリティへの対策は不可欠です。
新しい脆弱性やウイルス、スパムメールなど、多様化・複雑化している脅威へ柔軟かつ迅速に対応することだけでなく、万が一、事故や災害が起きた場合でも業務継続を可能とするITシステムが求められています。
そこで、セキュリティを考慮した製品やサービス、ソリューションの導入だけでなく、既存のITシステムにおいてもどこに脆弱性があり、どんな対策が必要なのかを改めて見直す必要があります。
活用塾では、あらゆる脅威にさらされる企業資産を守るための最新の各種ツールやソリューションを紹介します。

展示委員会メンバー

委員長
中村 修 慶應義塾大学
委員
高津 智明 株式会社日立製作所
小林 和真 倉敷芸術科学大学
坂本 慶 株式会社ディアイティ
曽根高 則義 日本電気株式会社
萩原 敦 三井情報株式会社
三木 泉 アイティメディア株式会社
村口 和孝 株式会社日本テクノロジーベンチャーパートナーズ
森川 誠一 シスコシステムズ合同会社
山口 英 奈良先端科学技術大学院大学
山下 達也 NTTコミュニケーションズ
大和 敏彦 株式会社ブロードバンドタワー
山中 理惠 中央大学大学院 戦略経営研究科

※五十音順

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