ShowNetとは
ShowNetとは?
1994年の日本での初開催以来、Interopでは会場内でネットワーク相互接続の巨大なデモ「ShowNet」を実施しています。
このShowNetは、Interopの出展各社から集まったさまざまな機器・サービスを相互に接続して構築されています。
本展示会の名前「Interop」の由来がインターオペラビリティ(InterOperability:相互接続性)であることをご存じの方も多いかと思いますが、まさにこの多数の企業・団体が集まって行っている大規模な相互接続テストこそがShowNetなのです。
ShowNetはその年々の「テーマ」に沿ってデザインされます。そして近未来のサービスアーキテクチャを実際に動いている形で見ることができる、ネットワーク機器・技術の世界最大規模のデモンストレーションでもあります。
今年のShowNetでは、
- 「マネージャブルな仮想化」
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- 仮想面が多くなることによるマネージメントのあり方を考える
- ユーザーに対して、異なるネットワークサービスを仮想ネットワークとしてオンデマンドで提供できるプラットフォームの構築
- 「IPv4アドレス枯渇対策/IPv6への円滑な移行」
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- 実際にIPv4アドレスが枯渇した状況の中でのIPv6への移行をどうすれば円滑に進められるのか
- 「クラウドコンピューティング」
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- クラウド技術、仮想化資源管理
- 「相互接続試験」
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- Interopの語源にもなっている「InterOperability:相互接続性」。
ShowNetでは相互接続試験を積極的に行なっています。
- Interopの語源にもなっている「InterOperability:相互接続性」。
などネットワークの世界において旬とも言えるキーワードの『実体』を、リアルなデモンストレーションを通じて検証し、お見せします。
ShowNetバックボーン
出展各社が持ち寄った機器を組み合わせて、幕張メッセの会場内にShowNetのバックボーンを構築します。このネットワークを使って、現在のネットワークが抱える課題の確認と、その解決に向けたデモンストレーションを行います。図にあるような、最新の機器が実際に稼動し、相互に接続されているデモンストレーションを見ることができるのが、なんといってもShowNetの大きな見所です。
ShowNetエクスターナル
(世界初!100GbEによる実トラフィックを活用したデモンストレーション)
今年のShowNetでは、世界初となる実トラフィックを活用したデモンストレーションを実施します。
幕張メッセと都内データセンターの間を複数の回線でつなぎ、合計でなんと「210Gbps」という超広帯域の接続を実現しています。
都内データセンターから先に位置する、主要トランジットプロバイダ (Transit Provider)や、IX(インターネットエクスチェンジポイント)、研究開発テストベッドネットワークなどとそれぞれ広帯域な回線で接続されています。